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みなさんはスーパーに行って「野菜の値段」がとても安いことに驚いたことはありませんか。

「きちんと泥」が落とされ、きれいに「大きさの整った」ものが、きれいに「束ねられて」いてとても手がかかっています。

「こんな安い値段で売っていて儲けがあるんだろうか・・・」と首をかしげることが多々あります。


最近は学校給食がストップしていることや、飲食店の安定消費が極端に低迷している影響で、ほんとうに「ビックリ」するような安い値段になっています。


最近の一般的トレンドはもちろん「儲かる農業」の方向に向かっています。


「法人化」による「豊富な資金」、「海外での評価の高まり」、「設備の進化」、「AIを利用した成育管理」などで、「近代的生産」「大規模農業」が可能になっています。


今やれっきとした「会社経営」となんら変わりません。


しかし、従来からの農家さんは、基本的に「儲からないけど、生活はして行ける」レベルの農業を続けている農家さんが沢山います。


基本的に「農作業は大変」、「自然災害もある」、「価格が安い(野菜)」など、大変なことも沢山あります。でもやり続ける農家さんがたくさんいます。


今回は、「儲からない農業なのになぜやめないのか」の理由を、兼業農家に生まれて、今は亡き両親の農業をま近で見てきた私が、個人的視点で書きます。


なお、「儲かる農業」や「農業が儲からない理由」については、Google検索でたくさんのいい記事を見つけることができますから、ぜひそちらを参考にしてください。


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目次

「前書き」

1、本題の「儲からない農業なのになぜやめないのか」の理由

2、人はみな「幸せになる」ために日々生きている

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1、本題の「儲からない農業なのになぜやめないのか」の理由

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単刀直入に「箇条書き」にします。

① 植物の育っていく姿を見るのが「癒される」。

② その姿を見て「夢」をもてる。

③ 適度にカラダを使うのでとても「健康」にいい。


④ 植物の育成管理は一年中休めないので、毎日毎日の「生活リズム」が安定する。

⑤ 種が苗になり最後に収穫することで大きな「達成感」がえられる。

⑥ しかも収穫したものを自分で食べることで「幸福感」を感じられる。


⑦ 収入が少なくても、自作したものを食料にするので、大きな収入がなくても「幸福度」は大きくは下がらない。

⑧ 「大地の恵み」を日々感じながら生きられる。

⑨ 「植物を育てる」のは趣味の要素も大きい。

⑩ 日々「太陽の恵み」を浴びながら健康的に生きていける。


2、人はみな「幸せになる」ために日々生きている

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人はみな「幸せになる」ために日々生きています。

若いうちは勘違いしやすいのですが、「お金」はあくまで「生活の糧」であって、「お金の量 = 幸福の量」ではありません。


ある目的や必要性があってお金を追っている時期は、必要な分が不足すると「不幸感の素」にはなるのですが、「必要のないお金」がいくらあっても人は幸せにはなりません。


「自分の人生に必要のないお金」が「1億円余っている人と、100億円余っている人」を比べたときに、「100億円余っている人は1億円の人の100倍幸せ」でしょうか?


そんなことは決してありません。100億円の大富豪にも悩み事はあるし、はたから見ても不幸せそうな人は沢山います。


「お金」が幸福感に影響する場面は限られていて、「虚栄心の充足」「贅沢感の充足」「生活の安定という安心感の充足」「夢を達成する達成感」などが中心です。

「幸福の中身」は人によって少しずつ違いますが、ほとんどの人に共通する幸福感の「要素」は、ある程度決まっています。


一般的に人が幸福だと感じることのもっとも大きな幸福感の要素は、「愛情」「いたわり」「いつくしみ」「やさしさ」「思いやり」「いたわり」「安心」「やすらぎ」「夢をもてる」「日々の充実」などの感情です。


「見栄の感情の充足」や「おいしいものをたらふく食べる」というような、「お金から得られる感情」は、あくまで最上位の幸福感要素の「ひとつかふたつ」「下の階層」の要素にすぎません。「直接的・中心的幸福感ではない」のです。


ですから、「金持ちになれば自動的に幸せになれる」というのは大きな間違いです。

ちなみに「結婚 = 幸せ」でもありません。結婚という行為自体に「恋してしまう」とか、「何でもかんでもとにかく結婚しさえすれば幸せになれる」という考えは、早めに卒業しましょう。


ましてや生活の安定のためにお金がもとで、「愛情」「いたわり」「やさしさ」を見失い、人を傷つけてしまうのは本末転倒もいいところです。


お金を最優先に人生を送っている人は、「第二順位の幸福感」のために、最優先すべき「最重要の幸福感」を犠牲にしてしまっているのです。


知らず知らずのうちにやってしまっていませんか?


それにわたしの友人も一生働かずに暮らしていけるだけの資産を手にして、逆に「うつ病」になり、現在も実家にもどって療養生活をしている友達がいます。はたから見てもとてもじゃないですが、「幸福な人生」とはいえません。


また、自分のビジネスを企業に売却して、「何億という巨額の金銭」を手にして「うつ病」になった人の話しもたくさん聞きます。


人は地に足をつけて、日々「苦労」とそれを「乗り越えた達成感」、「充実感と満足感」をかみしめ、「人と心を通わせ」ながら生きていくのが一番なのです。

ラピュタのいちシーンで、「人は土から離れて生きることはできないのよ!」というシータの言葉が思い出されます。

先日UPした、心理カウンセラーラッキーさんの解説どおり、「ストレスやプレッシャーが全くない生活」は、人を不幸にするのです。


農家さんが、大変なこともあるけれど日々「苦労と喜びをかみしめ」ながら、「健康的に毎日を生きている」ことは、まさにこの「幸福ロードマップ」の実現を実践しているのです。

おそらく、その喜びの仕組みをしっかり分かっている農家さんは、たとえ「1億円上げるからその生活、やめて」といわれても断ることでしょう。


「儲からない農業」をやめない理由は、まさにここにあるのです。


「お金のために必死になる」ことと、「人と心を通わせて幸せになる」ことの「バランス」がおかしなことにならないよう、お互い自分のメンタルとしっかり相談しながら、毎日をすごしましょうね(^_-)-☆

今日もご覧いただきありがとうございます。

(2020.5.28、5.31、6.8更新)
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