2022.3.20 / 5.14
紙幣1
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今回は2022.2月末時点の個人のクラウドクレジット運用、中間状況の記事です。ロシアのウクライナ侵攻後『』の中間状況になります。ルーブル下落の影響で、中間時点の運用益はたったの「0.25%/年」という惨たんたる状況です。ただマイナスではないし「コロナで外食しなくなった分を途上国のために積立てる」という目的はできているので、「継続はチカラなり」「果報は寝てまて」と自分に言い聴かせながら淡々とやりつづけます。


【クラウドクレジットHP】


一覧表には載せてはいますが、ロシア関連の2つのファンドについては自分の中ではすでに「貸倒れ償却だな」と思っています。ロシアの将来性に期待して出資したわけですが、あんな独裁者が国家元首の国に支援してしまったかと思うと残念でなりませんね。


人道回廊を避難中の避難者を攻撃したり、18箇所もの病院・産科病院をミサイル攻撃したりするなど、独裁者を通り越してもはや「悪魔」と言うべき状態です・・・。

なおクラウドクレジットが公式に公開している2月の「全ファンド償還実績表」はこちらです。
https://note.com/crowdcredit_jp/n/ncb95d1204190


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1、クラウドクレジットが3月15日に公開した情報

ウクライナ国旗

クラウドクレジットからメールで以下のファンドについて今後予想される事態についての詳しい報告が届きました。現地スタッフとビデオ会議をしたうえ、ファンド対象事業者事業面の説明と送金手続き面について解説されています。


対象ファンドシリーズ

<ロシア>

①「ユーラシアオンライン金融事業者ファンド」シリーズ

②「欧州フィンテック事業者支援ファンド」シリーズ

③「ロシア公共事業セクター金融事業者ファンド」シリーズ

④「マイクロローン事業者ファンド」シリーズ

<ウクライナ>

⑤「ユーラシア個人向け小口融資事業者支援ファンド」シリーズ


いずれについても事業面での苦戦、送金手続きについての困難な状況が説明されています。


ただいずれも償還期が1年先・2年先というものもありますから、現段階で回収・償還が完全に不能と決まったわけではありません。まぁ、満額ということはまずあり得ませんが、何らかの回収はできる可能性は残っています・・・。


今回の一方的侵略行為については、世界中の誰もが現実のものとなるとは想像していなかったと思います。さっぱりリセットして他の前向きなファンドに目を向けようと思っています。

2,次回出資するファンド候補

つぎにどのファンドに出資しようか、以下の3つのファンドを候補にして色々と思案しています。


(1)候補はすべて<米ドル>建てファンド

① メキシコ女性起業家支援ファンド <米ドル>建て

② 中東地域ソーラー事業者支援ファンド <米ドル>建て

③ モンゴル個人・中小企業向けローンファンド <米ドル>建て


いずれも米ドル建てファンドです。米ドルはすでに個人的に予想していた数倍のスピードで値上がりしてしまいましたが、この水準でドル高が頭打ちになるとはとても思えないので、まだ値上がりは続くでしょう。


ロシアの石油の代わりにアメリカのシェールガス産業が相当活発になるはずですし、政策金利の継続的利上げ、アメリカ兵器・軍用航空機産業の急伸が予想され、


利上げだけでなく実需によるドル買いも大幅に伸びるでしょう。 


NATOの一員として応戦・参戦しなければならないような事態が起こらなければ・・・、という条件付きですけどね。


中間選挙で完敗必至と思われていたバイデン政権も今回の対応が比較的評価されて、人気もだいぶ盛り返してきているようですから、政治的安定感もでてきました。

(2)候補ファンドの内容

①候補の「メキシコもの」については、最近マイブーム的にメキシコを見直したことと、一旦西欧の大陸から離れた場所にしたいという2つの動機です。


②候補の中東のファンドについては、世界の石油需要を満たすために中東も原油増産せざるを得ないだろうという動機。


③候補のモンゴルものは、自動車の個人ローンや輸入事業者に貸付している金授業者へのレンディングだからです。モンゴルでは日本のプリウスが大人気。石炭暖房がほとんどで空気が非常に汚れているからだそうです。もっと日本の中古車を買っていただきたいですからね。


日本国内の中古車輸出販売のある会社は、ロシアへの輸出で「200件以上も代金回収ができていない。他の方面に車を向けざるを得ない」と話しています(2022.3.15)。https://www.youtube.com/watch?v=VHd9_kTktMc(「FNNプライムオンライン、2022.3.15公開のYou Tubeニュース動画」。未入金の一覧表、金額の説明は「0:40」から)

新興国の高級レジデンスで運用

ただ、モンゴルを応援したい気持ちは大きいのですが、気になることも。モンゴルはロシアと中国にキレイに挟まれているわけですが、モンゴル国軍の総数はたったの1万5,000人。


NATOに加盟していないのはもちろん、それ以外の国とも特別な軍事同盟を結んでいません・・・。装備は殆どが旧ソ連製で老朽化が激しいそう。国防にさける予算がないのでしょう。軍事侵攻されればひとたまりもありません。


ただ中国との関係も深く、ロシアとの緩衝地帯なので、ロシアがさらに侵攻するとは今は思っていませんが・・・。


実は、もともとキエフもモスクワも一つの領土として治めていた「キエフ大公国」を滅ぼしたのは、他ならぬ「モンゴル帝国」です。プーチンが更に行き詰まって「もともと兄弟だったウクライナとロシアを引き裂いたのはモンゴルだ」などとあらぬ理屈をこねれば、侵攻の理由が全く見つからないわけでもないのです・・・。

今のプーチンはあきらかにおかしな妄想に取り憑かれていて、何を言い出すかわかりませんからね。

大型物流施設・タワーレジデンスでの運用
ロードスター越谷

(3)思案のポイント

とりあえず次のようなポイントで思案して決める予定です。

①途上国を応援しようという本体の目的

②一か月先の時点ではウクライナ情勢の先行きの方向性が明確になっている可能性も高い。「次回の出資」で間に合うファンドもある

③とりあえず米ドルの値上がりスピードがアップしているのでドル建てモノは早めに買う

こんなポイントで決めようと思います。

今日もご覧いただきありがとうございます。 ※投資は笑顔で自己責任で。

(文/西片清(略歴/1962年8月新潟県生まれ、大学中退後証券関係入社、のち資産運用専門不動産会社4社勤務・取締役を経験ののち、競売・弁護士案件専門不動産会社入社、2006年不動産業で独立。現在は不動産業を本業とし、準本業として電鉄系物流会社に勤務、副業はセラピスト業、ブログのライティングは2019年から。 資格/宅建士、住宅ローンアドバイザー、旅客運行管理者資格、貨物運行管理者資格、全商簿記1級、県商簿記1級、リンパケアセラピスト、整体ボディケアセラピスト。 その他/2007年TBSTV「ルームハンター」にアンジャッシュと出演、2005年司法書士試験82.3点、弁護士との不動産取引100件以上現在家賃5万円の狭小アパートからの脱出を熱望中))

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